収納の少ないマンション・和室を活用した収納リフォーム
マンションで生活されている方が直面する共通の問題の一つに、限られた居住空間内での収納スペースの不足があります。
特に、居住スペースの最大化に焦点を当てた設計のマンションでは、収納スペースが十分に確保されていないため、日常生活で不便を感じることも少なくありません。
さらに、ライフスタイルの変化、例えばお子様が成人して家を出たり、普段ほとんど使用しない和室がある場合など、使われなくなった空間が出てくることもありますね。
そんなときは、収納リフォームをして生活をより快適にする良い機会かもしれません。
ここでは、収納スペースに困っている方、またはもっと効率的に物を整理したいと思っている方に向けて、生活空間をより機能的で快適な場所へと変えるための収納リフォームのアイデアをご紹介します。
リフォームの収納スペース候補
収納スペースを新たに作る場合、候補となる場所として主に次の4つがあります。
- 壁面収納
- 既存収納の再設計
- 部屋の境界スペースの活用
- 階段下収納
壁面収納
壁面収納は、空き部屋の壁全体を利用して設ける収納スペースです。
床から天井までの高さを活用することで、大量の物を収納でき、部屋の広さを最大限に保つことができます。
本棚、クローゼット、キャビネットなど、収納するアイテムに応じたカスタマイズが可能です。
壁面収納は、見た目の美しさと機能性を兼ね備え、部屋のデザイン要素としても活用できます。
既存収納の再設計
既存のクローゼットや押し入れを再設計することで、収納スペースを効率的に増やすことができます。
内部のレイアウトを見直し、可動式の棚や引き出し、ハンガーレールを追加することで、衣類、アクセサリー、小物などを整理しやすくなります。
また、クローゼットの扉をミラー扉にすることで、部屋を広く見せる効果も期待できます。
部屋の境界スペースの活用
部屋と部屋の間の境界部分、特に廊下やドア周辺のスペースを収納に活用することも一つの方法です。
また、使わない部屋の間取りを狭くすることで収納スペースを確保するという方法もあります。
このスペースには、薄型の棚やキャビネットを設置して、書籍や装飾品、日用品などを収納することができます。
また、スライド式の扉を取り入れることで、スペースを有効に使いつつ、収納物を隠してすっきりと見せることが可能です。
階段下収納
二階建ての戸建で、階段の下の空間を収納スペースとして利用。階段下のデッドスペースを有効活用することで、意外と大きな収納スペースを確保できます。
このように収納スペースの候補を活用することで、空き部屋をただの余剰スペースではなく、価値ある収納エリアに変えることができます。
それでは、実際に空間の特性を考慮しながら最適な収納の解決策をご提案した暖喜の施工事例を見ていきましょう。
暖喜の収納リフォーム施工事例
隣接する部屋のスペースを活用した収納リフォーム
リビングと隣接する和室だった部屋を狭めて収納スペースにした事例です。
ビフォー
アフター
右側の収納の棚板は固定式、左側は可動式にて真ん中にドアを設置しました。
押入れをクローゼットに再設計
和室の押入れも狭めてクローゼットに変更した事例です。
ビフォー
アフター
狭めたスペースは隣(右側)のリビング側の収納としてスペースを有効活用しました。
和室から洋風へのリフォームで押し入れと床の間をクローゼットに
和室から洋室への変更に合わせて床の間と押入れを隠したいというご希望をいただき、収納スペースの再設計を行なった事例です。
ビフォー
アフター
和室から洋風へのリフォームで押し入れと床の間をクローゼットに
ビフォー
アフター
左側のクローゼットはお客様の既存のタンスがまるごと収納できるように、右側のクローゼットは枕棚とパイプハンガーを設置して洋服が収納できるようにしました。
階段下のスペースを利用して収納スペースを造作
荷物が多く整理しきれないため、収納スペースを造作して欲しいとのことだったので、階段下のスペースを利用して収納スペースを造作しました。
ビフォー
アフター
収納リフォームで快適な生活を
収納リフォームは、限られたスペースを最大限に活用し、生活をより快適にするための効果的な方法です。
リフォームを行うことで、ただスペースを増やすだけでなく、生活の質を大きく向上させることができます。
整理整頓が容易になると必要なものをすぐに見つけられるようになるので、日々のストレスも軽減しますね。
収納のことでお困りの方は、お気軽に暖喜までお問い合わせください。