外壁のクラックを直すための費用はどれくらいかかるの?
こんにちは。外壁のクラックの修繕についてどのような処置が必要で費用がどれくらいかかるのかまとめました。ご覧ください。
まずは、こちらの写真をご覧ください。
この2枚の写真を比べてみてください。両方とも同じクラックですが、それぞれに適したクラックの補修方法があります。今日はそのクラックを補修するための適切な方法とそれにかかる工事費用についてまとめていきましょう。
- 軽微なクラック(ヘアクラック)の補修について
- 幅が1㎜を超えるクラック(構造クラック)の補修について
ヘアクラックの補修
ヘアクラックとは?
ヘアクラックというのは、外壁に塗ってある塗料の表面に生じた細いクラックのことです。このヘアクラックは直接雨漏りなどに繋がることはありませんが、放置しているとそのクラックがひどくなるおそれがあるため一度メンテナンスをした方が良いと言われています。
ヘアクラックの適切な処置
塗料の表面に生じている細いクラックは、塗装で形成している塗膜が弱くなっていることが要因であるため外壁塗装工事をすることでヘアクラックは埋まると言われております。しかし、塗装で形成する塗膜の厚みは3回塗りをすると0.1ミリ程度です。ここで埋まるというのは、塗装をすることでこれ以上雨水など侵入することがなくなるということです。
ヘアクラックの補修にかかる費用
外壁塗装でヘアクラックは埋まるため特別な処置をする必要がありません。
また、ヘアクラックよりも少し大きくなってしまった場合の補修方法として今多くのお客様のお家で施工させていただいている補修方法もあります。
TNC工法
このTNC工法というのはヤグチ技工で出されている「貼るクラック補修」というものです。
それまでクラックの補修で多くみられていたV字カット、U字カットをしてからコーキングを充填するという補修方法をとってしまうと、その後綺麗に塗装をしても補修した箇所と補修していない箇所の差が目立ってしまうということがありました。
TNC工法で施工をすると仕上りは他の所と変わらなくなるため、見栄えもよくお勧めです。
TNC工法にかかる費用
補修する箇所や長さによっても変わってきますが、平均すると7万円~が多いです。
それ以上になったクラック
いわゆる構造クラックというものです。これは建物の安全性に影響を及ぼす危険性があるクラックのため、早く工事をしたほうが良いと言われています。
補修にかかる費用
一度解体をしてからの補修するなど必要なため、一度現場調査が必要となります。詳しく知りたい方は一度お問合せ下さい。