ガイナ塗料のメリット・デメリットって?
ガイナ塗料のメリットとは?
①断熱・保温効果が高い
効果:ガイナを建物内部(内壁・天井)に塗布し、冬季室内で暖房を使用すると、塗布面の温度が瞬時に上昇し、室内側へ赤外線を効率的に放射することで、暖かい室内環境を創出できます。
ガイナの断熱効果メカニズム
②遮熱効果が高い
効果:ガイナを建物外部へ塗装すると、日射を効率良く反射し、夏季建物内が暑くなる原因となる熱の発生を抑えます。更に、一部吸収した熱についても、遠赤外線を放射することによって、外からの日射を効果的に逃がす作用があるため、遮熱性能を高め、効果を持続させることを可能としています。
ガイナを塗布すると体感温度が10℃下がる
室内空気温度が20℃で、壁・天井の表面温度が40℃である部屋の体感温度は30℃となります。(20℃+40℃)÷2=30℃) ガイナを塗布した部屋は、室内空気温度が同じ20℃でも、壁・天井の表面温度が室内空気温度に順応し、体感温度は20℃となり、その差は10℃も低くなります。(20℃+20℃)÷2=20℃)
③吸音・防音効果が高い
効果:ガイナを建物へ塗布することで、自動車や電車の音といった、建物外部から侵入してくる音、及び人の話し声や生活音といった建物内部からの音の漏れを抑えることができます。ガイナは音による不快を反射・振動の効果によって軽減し、快適な生活環境を創出することができます。
下の写真は、ガイナ塗膜(左)、一般塗料塗膜(右)を、 それぞれ200倍に拡大をして撮影したものです。ガイナは塗膜表面の大部分をセラミックで構成し、一般塗料と比較して、塗膜の表面積が大きくなっていることがわかります。 音は表面積の大きさに比例して反射される性質があるため、ガイナを塗布することによって表面積が大きくなり、音を効率的に反射し、音の侵入(漏れ)を抑えることができます。
④空気室改善効果が高い
効果:ガイナを建物内部(天井・内壁)に塗布すると、静電気によって付着する臭いや汚れ物質の影響を抑えます。 また、空気中の物質の浮遊を抑えるため、効果的に消臭・空気質改善効果を発揮します。
遠赤外線放射によるマイナスイオン
質量のある臭い物質、汚れ物質が空気中を浮遊する理由は、物質がプラスに帯電することによって、空気中を反発していることが主な原因のひとつです。ガイナの塗膜は表面をセラミックで構成し、遠赤外線を効率的に放射します(積分放射率:94.6%)。
遠赤外線は特徴として、水分子を激しく振動させる性質があります。ガイナの塗膜から放射された遠赤外線が空気中の水粒子に当たると、激しく振動させ、水の粒子を細かくするため、ガイナを塗布した室内はマイナスイオン優位の環境となります。
⑤防露効果が高い
効果:ガイナの塗膜は、周辺の温度変化に適応する特性を持っているため、ガイナを塗布した塗膜面が室温にあわせて同じ温度に近づきます。その結果、温度差が小さくなることで熱の移動が少なくなり、結露の発生を抑制する効果を発揮します。
⑥耐久性が高い
効果:紫外線に対してもっとも強いセラミックを多層化したガイナは、通常の塗料の2〜3倍の耐久性を持ち、さらに、断熱・遮熱性能により、建物の膨張・収縮を最小限に抑えることができます。紫外線に対する耐久性は、紫外線吸収率で評価します。
ガイナを建物内部(内壁・天井)に塗布し、冬季室内で暖房を使用すると、塗布面の温度が瞬時に上昇し、室内側へ赤外線を効率的に放射することで、暖かい室内環境を創出します。
ガイナ塗料のデメリットとは?
①費用が高い
一般的な住宅の場合、暖喜の外壁塗料プラン(30坪※仮説足場含む)ですと、
シリコン塗料450,000円(税別)ガイナ塗料 848,000円(税別)と2倍くらいかかってしまいます。しかし、シリコン塗料に比べると機能性と耐久性に富んでますので、トータルで考えるとガイナ塗料の方が安くなることも!?
②ツヤ有り仕上げは出来ない
すべてツヤ無しのマットな仕上げとなります。
ピカピカとツヤがある塗膜が好みの方には、オススメ出来ません。
③塗膜がフラットにならない
中空ビーズが含まれてるいるので、塗膜表面に細かい凸凹ができてしまいます。
フラットな塗膜を好む方にはオススメ出来ません。
④納期に時間がかかる
白色で1週間ほどの納期、着色して
いるカラーの場合10日~2週間ほどかかってしまいます。
そのことを踏まえた計画を立てましょう。
⑤濃い色には対応できない
セラミック塗料の為、基本となるカラーは白です。
白に色を混ぜていく事でカラーを作るので濃い色になりにくいです。
赤や黒等濃い色は作ることはできません。
当社では、ガイナを広く施工する事で環境省の「クールチョイス」推進運動の取り組みに賛同、応援しております。